- 2026.09.08
- 学校法人明晴学園
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Vimeoの動画視聴サービス終了に伴い、当社の動画販売を終了いたします。
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さて今回のにこ~るブログは、明晴学園についてご紹介いたします。

【明晴学園とは?】
明晴学園は、日本手話と日本語、ろう文化と聴文化によるバイリンガル・バイカルチュラルろう教育を行っている、日本で唯一の私立ろう学校(聴覚特別支援学校)です。バイリンガル・バイカルチュラルろう教育とは、日本手話と書記日本語、ろう文化と聴文化を4つの柱とする教育です。学部は、幼稚部・小学部・中学部の他、乳児対象の早期支援「めだか」があります。
また明晴学園は、文部科学省から教育課程特例校として認可されています。
同学園は、デフ・フリースクール「龍の子学園」を前身とするものであり、構造改革特別区域(※1)の教育特区(※2)という制度を活用し、2008年に東京都品川区に開校されました。
(※1)構造改革特別区域…各地域の実情に合わない国の規制に対して特例を認めることで、地域事業の活性化を目指すための制度。(構造改革特区と総合特区ってどう違うの?活用法を見出してチャンスをつかもう!https://biz.moneyforward.com/blog/20881/#i-)
明晴学園は、第13回認定にて「手話と書記日本語によるバイリンガルろう教育特区」特区計画及び地域再生計画を申請した。
(※2)教育特区…学校教育法施行規則第55条の2等に基づき、教育基本法や学校教育法の規定等に照らして適切な範囲で、地域の特色を生かすために、学習指導要領等によらない特別の教育課程を編成する学校を自治体で設けることがある。(【■文部科学省における教育特区】https://adeac.jp/minato-city-kyouiku/text-list/d100090/ht901350)
【手話科】
明晴学園には日本で唯一、「手話科」という授業があります。国語の「聞く・話す・読む・書く」という4つの領域を「手話」「日本語」という授業で学び、第一言語としての日本手話の力を高め、第二言語としての日本語の力を磨きます。
手話科では、「言語としての手話(理解、表現、文法、物語・文学)」と、「ろう者学(※1)」を大きな柱として学びます。
明晴学園のろう者学で学ぶ内容は多岐にわたります。言語と文化(ろうコミュニティ)が繋がっているその中で、「ろう者の第一言語である日本手話」を多面的にみることも手話科での重要な学習内容なのだそうです。(※2)
(※1)ろう者学…英語の「Deaf Studies、デフスタディーズ」を日本語に訳した名称です。ろう者、難聴者、盲ろう者や彼たちを取り巻く人たちが過去から現在に至るまでたどってきた歴史をはじめ、手話やろう文化、ろう教育、人権など様々な領域を横断しつつ、聴こえの状況に焦点を当てるのではなく、言語文化的な視点からろう難聴の生き方や考え方などに関して研究する学問でもあります。(ろう者学とは? | ろう者学教育コンテンツ開発プロジェクト – 国立大学法人 筑波技術大学https://www.deafstudies.jp/page/studies より 原文ママ)
(※2)『手話に関心があるすべての人のための 知る・学ぶ・教える 日本手話-明晴学園メソッド』(明晴学園手話科(小学部・中学部)著、狩野桂子著、森田明著、バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター編 2023年)より
また、算数・理科・社会等の他の教科の授業は、日本手話と書記日本語の両方で行なわれます。日本手話は話し言葉として、日本語は書き言葉として、子どもたちは常に2つの言語を使い分けながら学んでいます。
【校舎】
教室は、先生と教室にいる生徒同士の全員の手話が見えるように、「馬蹄形」と呼ばれる机配置なっています。
また、教室や廊下の様子が見えるように廊下と教室の境がなくなっています(必要に応じてロールスクリーンで目隠しできるようになっています)。
また、聴者の学校で使われるチャイムの代わりに照明の明滅が、活動の開始や終了の合図として使われています。
【イベント】
明晴学園では、運動会や千神祭(せんかみさい)と呼ばれる文化祭があります。申込制ですが、一般の方の見学も受け付けているようです。興味が湧いた方は募集時期になりましたら、ホームページをご確認ください。
【参考資料】
・ホーム – 明晴学園 https://www.meiseigakuen.ed.jp/
・『耳の不自由な人をよく知る本 ビジュアルブック∞障害のある人とともに生きる2』(大沼 直紀 監、障害のある人とともに生きる本 編集委員会 編著、公益財団法人 共用品推進機構 協力、2022年 P62,63)
・『手話に関心があるすべての人のための 知る・学ぶ・教える 日本手話-明晴学園メソッド』(明晴学園手話科(小学部・中学部)著、狩野桂子著、森田明著、バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター編 2023年)
・知る・学ぶ・教える日本手話~明晴学園メソッド~ – お子様の聞こえでお悩みのお母さん、お父さんのためのサイト【バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター】 https://www.bbed.org/com/meisei_jsl
・ろう児のためのフリースクール「龍の子学園」開校前史(クァク・ジョンナン、『Core Ethics』立命館大学先端総合学術研究科、10巻、pp.61-72(日本語)2014年)https://www.r-gscefs.jp/pdf/ce10/kj01.pdf
・『日本手話とろう教育 日本語能力主義をこえて』(作クァク・ジョンナン 生活書院2017)
・構造改革特区– 地方創生推進事務局 https://www.chisou.go.jp/tiiki/kouzou2/index.html
・『日本手話へのパスポートアヤ・セナ・ユイと学ぼう』小野広祐著、小学館、2023年
・ろう者の文化・言語に満ちた学校空間のなかで(明晴学園インタビュー第3弾:学園紹介)【みんなの教育技術×EDUPEDIAコラボ】 | EDUPEDIA https://edupedia.jp/archives/37998

