12月に入り、2023年も残りわずかです。

　いよいよ今月の16日（土）、23日（土） 夜10時より、NHKドラマ『デフ・ヴォイス』が放映されますね。放送当日が楽しみになってまいりました。

　さて、今回のにこ～るブログは、11月23日（木・祝）に開催された、第34回手話寺子屋オンライン講演会についてお話いたします。この日は初めて、中野の対面とオンラインのハイブリッドで講演を行ないました。また、音声日本語⇔日本手話の通訳付きの講演会でした。

　講師は鈴木千春氏。テーマは「聴者の私が、なぜ日本手話での子育てを選択したのか～当時、心に決めたこと。13年の子育てを経て、今想うこと。～」でした。

　娘さんの「ろう」や息子さんの「ダウン症」について、「障がい」としてではなく「一人一人」に合わせた育て方をされており、その事についてお話している様子は、終始とても前向きな印象を受けました。

　聴者の息子さんに話しかける時でも、娘さんにも「お母さんと弟が何を言っているか」が分かるために、家では日本手話で話しているという事でした。鈴木氏のご家庭のように、ろう児をもつ家庭では、日本手話でのコミュニケーションが当たり前になってほしいですね。

　第34回講演会もご参加くださいまして、ありがとうございました。第35回講演会、現在お申込み受付中です（2024年1月24日（水）締め切り）。

　今回は、オンラインのみになります。皆様のお申し込みをお待ちしております。