にこ~るブログ
2025.01.31
相手の声が読める電話。ヨメテル

 今回のにこ~るブログは、2025年1月23日(木)から始まった新しいサービス「ヨメテル」のご紹介です。

 

 ヨメテルは、電話で相手先の声が聞こえにくいことがある人(以下、きこえにくい人)へのサービスとして、通話相手の声を文字にする電話アプリです。通話相手の声を文字にすることで、電話でのコミュニケーションをスムーズにする、法律に基づいた公共インフラとしてのサービスです。(「ヨメテル」公式サイトより 原文ママ)

 最新のAI(自動音声認識)、または文字入力オペレータにより、通話相手の声をリアルタイムで文字にします。これにより、通話の内容を視覚的に確認でき、聞こえにくさにより起こりうるコミュニケーションのずれを減らします。また、文字サイズの調整機能により、幅広い年齢層の方々に快適にご利用いただけます。(ヨメテル:制度・サービス概要(三つ折りリーフレット)より)

 

画像ぱくたそより

 ヨメテルは、以下の特徴があります。

24時間365日利用でき、時間を選ばずいつでも使用可能。

・双方向で利用可能。

・相手の声を文字にする方法は、その時々で選べる。

相手の声を文字にする方法は、AI(速度重視)と文字入力オペレータ(正確性重視)を選べます。

・緊急通報ができる。

法律に基づいた公共インフラとしてのサービスなので、110119118番へ連絡ができます。

・通話相手はいつもの電話と変わらない。

冒頭8秒の音声ガイダンス(「電話リレーサービスのヨメテルです。あなたの声を文字にして、相手に表示します。はっきりとお話しください。」と流れます)を聞いた後は、音声電話同士の通話と同様に双方「声」で会話をします。

・通話料はかけた人が負担。

音声電話と同様に、かけた人が通話料を負担します。「相手の声を文字にする」料金は発生しません。

 

 現在はサービス終了してしまいましたが、ドコモの「みえる電話」に近いサービス形態となっています。

 

 詳しい使用方法や、サービスについて知りたい方は、公式ホームページをご覧ください。動画もあります。

 

【参考資料】

・相手の声が読める電話「ヨメテル」公式ウェブサイト https://www.yometel.jp/

・ヨメテル:制度・サービス概要(三つ折りリーフレット)

https://www.yometel.jp/files/yometel_leaflet.pdf

・相手の声が読める電話「ヨメテル」、サービス提供開始電話リレーサービス|公式ウェブサイト https://www.nftrs.or.jp/news/fy2024/im20250123-2

・新サービス「相手の声が読める電話 -ヨメテル-」、本日より提供開始 一般財団法人日本財団電話リレーサービスのプレスリリース 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072444.html

・みえる電話 サービス概要 (総務省) ※20243月サービス終了

https://www.soumu.go.jp/main_content/000601867.pdf