
- 2025.10.15
- 東京2025デフリンピック
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デフリンピック開催まで、残り1か月となりました。今回のにこ~るブログは、11月15日(土)~26日(水)に開催される東京2025デフリンピックについてお話いたします。
【デフリンピックとは?】
デフリンピック(デフ+オリンピック)は国際的な「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」です。
※大会情報サイトhttps://deaflympics2025-games.jp/main-info/about-deaflympics/より
国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催し、オリンピックと同じように4年に1度、夏季大会と冬季大会がそれぞれ開かれます。
当初は、「世界ろう者競技大会」という名称で開催されていましたが、2001年から「デフリンピック」と改称して現在に至ります。
第1回は、1924年にフランスのパリで開催されました。今年行なわれる「東京2025デフリンピック」は、100周年の記念すべき大会です。そして、日本では初めての開催になります。
【デフリンピックの特徴】
デフリンピックで開催される競技のルールはオリンピックとほぼ同じですが、違う点もあります。例えば、スターターや審判の笛等、音の代わりに光や旗などの視覚的な合図で競技が進められていきます。
また、世界各国から参加者が集まるため、国際手話をはじめとした様々なコミュニケーション方法が検討されています。
【東京2025デフリンピック開催競技】
東京2025デフリンピックで開催される競技数は、全部で21競技あります。
陸上、バドミントン、バスケットボール、ビーチバレーボール、ボウリング、自転車(ロード・マウンテンバイク)、サッカー、ゴルフ、ハンドボール、柔道、空手、オリエンテーリング、射撃、水泳、卓球、テコンドー、テニス、バレーボール、レスリング(フリースタイル・グレコローマン)
【まとめ】
デフリンピックの知名度は、オリンピックやパラリンピックと比較すると、あまり高くありません。今回は開催100周年で、それが日本で行なわれるので、このブログをきっかけに少しでも皆様に知っていただけましたら幸いです。
東京2025デフリンピックの公式XやInstagramには出場選手の情報や競技、開催される会場紹介等が掲載されています。デフリンピックに興味が湧いた方は、是非フォロー、チェックしてみて下さい。
【参考資料】
・東京2025デフリンピック 大会情報サイト https://deaflympics2025-games.jp/
・デフリンピック紹介チラシ(2024年発行) https://www.jfd.or.jp/sc/files/deaflympics/chirashi2024.pdf
・デフリンピック啓発リーフレット(2024年発行)https://www.jfd.or.jp/sc/files/deaflympics/deaflympics-leaflet.pdf?0708
・一般財団法人全日本ろうあ連盟スポーツ委員会 https://www.jfd.or.jp/sc/Deaflympics
・デフリンピックの歴史 (ろう者学教育コンテンツ開発プロジェクト デフリンピック啓発ポスターの紹介 内 https://www.deafstudies.jp/info/res0001.html )
・東京2025デフリンピック公式SNS