にこ~るブログ
2020.11.12
木村晴美さんの本紹介①

 今回のにこ~るブログは、木村晴美さんの執筆した書籍『日本手話とろう文化』シリーズをご紹介いたします。

 

 手話ニュースのキャスターをされていますので、木村晴美さんのことをご存知の方も多くいらっしゃるかと思います。市田泰弘さんと共同で1995年に「ろう文化宣言」(※1)を著されたのも有名ですね。

 以前、当ブログでご紹介いたしました『手話通訳者になろう』も岡典栄さんとの共同執筆でした。

(※1)「ろう文化宣言」は『ろう文化』(現代思想編集部 青土社)に掲載されています。

 

 『日本手話とろう文化』シリーズは、木村さんが作成しているメルマガ「ろう者の言語・文化・教育を考える」(※2)を発行順ではなく、テーマ別にまとめている書籍です。

 木村さんご自身の経験、聴者との交流を通じて気づいたことや違和感、日本手話と日本語の違い、バイリンガル・バイカルチュラルろう教育について、手話通訳についてetcを、ろう者の目線で語っています。

(※2)「ろう者の言語・文化・教育を考える」の手話版の一部はYouTubeで見ることができます。https://www.kimura-harumi.com/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%AC%E6%89%8B%E8%A9%B1%E7%89%88/

 

『日本手話とろう文化―ろう者はストレンジャー―』

 帯には「これを読まずしてろう文化は語れない!!」と書かれています。今まで「当たり前」と思っていたことが、打ち砕かれるきっかけになる本であることは間違いありません。

『日本手話とろう文化』紹介ページ

https://www.wp-shop.net/shopdetail/000000000004/ct5/page1/recommend/

 

『ろう者の世界 続・日本手話とろう文化』

『日本手話とろう文化』の好評を博し、発売された第2弾です。

 残念ながら、こちらは出版社の方でも在庫なし重版未定となっており、当社でも売り切れとなっております。中古本で巡り合った際は是非お手に取ってくださいね。

 

『ろう者が見る夢 続々・日本手話とろう文化』

 『日本手話とろう文化』シリーズの第3弾になります。「ろう文化宣言」から17年経った2012年に本書が出版されました。

(11/17追記『ろう者が見る夢』も出版社の方で在庫なしのご連絡がありました。申し訳ありません。

こちらも中古本で巡り合った際には、是非お手に取ってみてください。)

 

 もうあと5年ほどで「ろう文化宣言」から30年が経とうとしています。

 『日本手話とろう文化』シリーズはろう者の立場から、ろう者の想いが書かれた数少ない書籍ですので、手話を学ばれている方は1度お手に取ってみてはいかがでしょうか?