にこ~るブログ
2020.11.27
第3回手話寺子屋オンライン講演会

 3連休いかがお過ごしでしたでしょうか?11月にしてはとても暖かく過ごしやすかったですね。3連休初日の11月21日(土)、第3回手話寺子屋オンライン講演会が行われました。今回のにこ~るブログは第3回手話寺子屋オンライン講演会についてお話いたします。

 

 今回の講演会のテーマは「ろう文化/聴文化~これはろう者の文化だったことを発見!!~」。大阪教室の団子3姉妹(小北・知久・竹内)が講師を務めました。3姉妹がそれぞれ聴者役・ろう者役・解説役に扮した寸劇形式で、ろう者と聴者の文化のズレをお話してくれました。

 

 様々な単語やシチュエーションから、ろう者と聴者の認識の違いを知ることができる講演会でしたが、その中でも最近増えているZOOMのようなPCやスマホのインカメラを使用してのオンライン会議に関するお話は、非常にタイムリーでした。

 

 例えば、下記のようなことがあるとのことでした。

・聴者は音声で会話することが多いため、本人がカメラに映る範囲についてあまり意識せず、胸元が見切れてしまっていることがある(そのため手話が見えない)。

・指差しの文化があるので、指名したい人を指差しするが、オンラインだと画面配置等の都合で、誰を指しているのか分からない。(ろう者、聴者共に)

・聴者の場合、オンラインの画面上だと反応が薄く、どこまで理解してくれているのかがわかり難い。

 オンラインで手話の会議を行なう際は、話者はカメラに映る自分の範囲を意識し、指名をする際は指名相手の名前を表す事が重要です。また、自分が聞き手の際は、頷き等の反応も必須ですね。

 

 最後に講師より「ろう者は『視覚』、聴者は『聴覚』を重視しており、同じ日本人同士でも文化の違いやズレがあります。一緒に行動する上で疑問に感じたら、お互いに訊きあって理解することが大切です。手話だけでなく、ろう文化も一緒に勉強し、身に着けていきましょう!」とのことでした。

 

 講演会をご視聴くださった皆様、ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。