にこ~るブログ
2020.12.17
年末年始に手話の勉強をしてみませんか?

 そろそろ年末ですね。今年の年末年始はご自宅で過ごすという方も多いかと思いますが、この機会に手話の勉強をしてみるというのはいかがでしょうか?今回のにこ~るブログは手話学習の書籍をご紹介いたします。

 今年の4月にご紹介いたしました『U-CANのイラスト&DVDで学ぶ はじめての手話会話』や『日本手話のしくみ』での学習を終えた方で、次の学習本を探している方にもおすすめの本をご紹介しようと思います。『日本手話のしくみ』の姉妹編、『日本手話のしくみ 練習帳』です。

 

・『日本手話のしくみ 練習帳』

NPO法人バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター 編  岡典栄、赤堀仁美 著

 『日本手話のしくみ』が日本語の文章で理論的に手話の文法を説明しているのに対し、『日本手話のしくみ 練習帳』は、写真や絵を多く載せて、より視覚的に分かりやすく手話の文法を説明しています。『日本手話のしくみ』が教科書、『日本手話のしくみ 練習帳』は問題集のようなイメージです。

 特にCL(※1)については第三章で大きく取り上げられ、丁寧に解説されています。CLについての問題に沢山触れたい!という方にお勧めです。

※1…Classifierの略。物の形や材質、大きさや動きなどを表すものです。(中略)細長いもの、薄いもの、厚みのあるものなど、CLに決まった表しかたがあります。(『日本手話のしくみ 練習帳』P.54レッスン19「CLの練習(1)」より。)

 

 また、「付録」部分には小学校5~6年生向けの授業の教材としての授業計画案が載っていますので、小学校で手話の授業を行なうことを検討中の先生にもお勧めです。

 

 付属のDVDは短文での表現となっており、シャドーイングしやすく、新しい手話単語も覚えやすいです。

 

『日本手話のしくみ 練習帳』商品紹介ページ

https://www.wp-shop.net/shopdetail/000000000089/ct5/page1/recommend/

 

 すでに『日本手話のしくみ』をお持ちの方も必見です。『日本手話のしくみ』と合わせて繰り返しご活用いただけますと幸いです。