にこ~るブログ
2021.06.11
第9回手話寺子屋オンライン講演会

 今回のオンライン講演会はNPO法人手話教師センター理事・手話教師、NHK手話ニュースキャスター、学校法人明晴学園教職員を務める赤堀氏を講師にお招きし「こどもの手話ニュース~こどもが主役~」というテーマでお話いただきました。この講演会は大人気で、締め切り日よりも前に定員になってしまいました。沢山のお申込みありがとうございました。 

 

 明晴学園の小学部には「手話科」という独自教科があります。幼稚部には手話科はありませんが、幼稚部のろう児たちにも、手話で話す事で想像力・見る力・考える力を養ったり、先生とのコミュニケーションの取り方を身につけたり、発表の際に緊張しないような力を身につける必要があると思い、幼稚部で「手話ニュース」を始めたそうです。

 

 手話の発達は3~4歳くらいで1人称と2人称を理解し、56歳になると、仮定・因果関係の表現を理解できるようになるそうです。また、この時期のろう児は、ロールモデルがいると、その人を真似ながら、学び、成長していくので、身近な大人(先生)を観察しているとのこと。そのため、1日の活動の中で一番楽しかったことなどのテーマを決めて、家庭や友達の前で発表する機会を沢山作っていくそうです。

 

 小学部で正しい文法表現や表出の仕方の修正を行なっていきます。幼稚部ではあくまで、相手の話を聞いているかの反応としての相槌やCL、手話の様々な構文の理解や表出等、自然に身につけた手話で話す事が重要だとおっしゃっていました。

 

 幼稚園くらいの年齢で、あるテーマについて自分の言葉で発表する機会はあまりないので、このような試みを行なっているのはとても面白いと思いました。講演会中、実際に明晴学園の幼稚部に通っている子どもたちが、手話で発表を行なっている動画を見せて下さりました。動画内で発表を行なっていた子どもたちの今後の成長がとても楽しみになる講演会でした。

 

 さて、次回の講演会はオンライン講演会10回目になります。講師は弊社社員の小倉です。お申込み締め切りは620日になります。詳細は下記のとおりです。皆様のお申込みお待ちしております。

 

第10回手話寺子屋オンライン講演会