にこ~るブログ
2021.09.22
第13回手話寺子屋オンライン講演会

 今回は、手話通訳士の江原こう平氏を講師にお招きし、「江原こう平の28年+α」というテーマで講演会を開催いたしました。現役の手話通訳士のお話ということもあり、募集開始後あっという間にお申込みが定員になってしまいました。たくさんのお申込み誠にありがとうございました。

 

 内容は江原氏の自己紹介と手話通訳を行なった際の体験談を中心にお話しいただきました。他の講演会では、手話通訳の技術やコツについて話す事が多く、自分自身の話をすることがあまりないとのことでした。今回の講演会では、江原氏ご自身のお話をお伺いできる貴重な機会となりました。

 手話通訳のエピソードでは、「令和」の元号発表の通訳を担当された時のお話と、スタジアムで行なったパラリンピックの開会式・閉会式の通訳のお話の2つをお話しして下さりました。

 講演終了後、参加者の皆様から事前にいただいた質問への回答と、講演会の内容に関する質疑応答を行ないました。

 事前にいただいた質問は、参加者に手話通訳をされている方が多かったからか、通訳に関する質問がとても多かったです。それらの質問に江原氏が丁寧に回答してくださりました。

 

 江原氏が、「障害を重くしているのは社会の問題であり、その社会的障壁を取り払い変えていく必要があります。私はそれを変えるために努力していきたいです。ろう者に対する差別や偏見が無い社会にするために、手話通訳者を養成していく必要があります。そうすることで、「手話通訳を仕事にする人」や「良い手話通訳者(※1)」を輩出していき、その結果、ろう者の権利保障が強化されていくと思います。今後も「良い通訳者」を育てていきたいです。」とおっしゃっていたのが印象的でした。

(※1)講演会の質疑応答で「江原氏のおっしゃる“良い通訳者”とは?」という質問に対し「通訳技術がある、行動が変ではない、マナーがある、この3つを備えた人」とおっしゃっていました。

 

 次回の講演会は、武田太一氏を講師にお招きいたします。締め切りは1010()までです。皆様のお申込みをお待ちしております!